令和6年度 京都大学情報学研究科 公開講座

宇宙開発と情報学の最前線

宇宙開発と情報学の最前線

2024年8月18日(日) 13:00〜16:40


概要
近年、宇宙開発がますます注目を集めています。本公開講座では、京都大学情報学研究科や生存圏研究所、そしてJAXA(宇宙航空研究開発機構)の専門家をお招きし、宇宙開発に関わる最新の研究成果や技術についてわかりやすく解説していただきます。

ポスター

プログラム・講演内容

 13:00〜13:10 開会の挨拶  五十嵐 淳 (京都大学情報学研究科長)

 13:10〜13:50 宇宙でモノをうまく操る
  大塚 敏之(京都大学情報学研究科 教授)
 13:10〜13:50 宇宙でモノをうまく操る
    大塚 敏之(京都大学情報学研究科 教授)
 13:10〜13:50
 宇宙でモノをうまく操る
  大塚 敏之(京都大学情報学研究科 教授)

地面のない宇宙空間でモノの動きを操ろうとすると、地上にはない難しさが現れます。たとえば、宇宙空間に浮かんでいるロボットがアームで何かをつかもうとすると、アームを動かしたときの反動でロボット本体も動いてしまい、手先の位置がずれてしまいます。宇宙空間ならではのモノの動きとその制御方法を紹介します。

 14:00〜14:40 宇宙線に負けないコンピュータを目指して
  橋本 昌宜(京都大学情報学研究科 教授)
 14:00〜14:40 宇宙線に負けないコンピュータを目指して
    橋本 昌宜(京都大学情報学研究科 教授)
 14:00〜14:40
 宇宙線に負けないコンピュータを目指して
  橋本 昌宜(京都大学情報学研究科 教授)

宇宙線と呼ばれる宇宙を飛び交う放射線によって、コンピュータは誤動作することが知られていています。誤動作の克服に向けて進めている研究を紹介します。

 14:50〜15:30 電波を使って地球大気を観測する
  山本 衛(京都大学生存圏研究所 教授)
 14:50〜15:30 電波を使って地球大気を観測する
    山本 衛(京都大学生存圏研究所 教授)
 14:50〜15:30
 電波を使って地球大気を観測する
  山本 衛(京都大学生存圏研究所 教授)

通信や放送に使われる電波は、環境測定にも活用されます。京大では大型レーダーを使った地球大気の観測を続けてきました。最近ではGPS衛星からの電波を活用した新しい観測も生まれてきていますので、これらを紹介します。

 15:40〜16:20 「はやぶさ」「はやぶさ2」:世界初の挑戦とその結果
  吉川 真(JAXA 准教授)
 15:40〜16:20 「はやぶさ」「はやぶさ2」:世界初の挑戦とその結果
    吉川 真(JAXA 准教授)
 15:40〜16:20
 「はやぶさ」「はやぶさ2」:世界初の挑戦とその結果
  吉川 真(JAXA 准教授)

小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」は、世界で1番目と2番目に小惑星から物質を地球に持ち帰ったミッションです。両方ともいろいろな世界初の挑戦をしましたが、多くの困難に直面し、そしてそれを克服してミッションの目標を達成しました。世界初の挑戦とその結果、そして今後の展開についてご紹介します。

 16:30〜16:40 閉会の挨拶  柴山 允瑠(京都大学情報学研究科 准教授)


開催詳細
  • 日時 : 2024年8月18日(日) 13:00〜16:40
  •      当日は12時30分から入室可能です。
  • 対象 : 高校生・中学生・および一般
  • 参加費 : 無料

  • 場所 : 京都大学総合研究8号館3階NSホール
  • 定員 : 先着160名

申込方法
  • ※定員に達したため申し込みを締め切りました。

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詳細MAP

講演内容の録画・録音・撮影は固くお断りします。
講演会場と同じフロアに授乳スペースもあります。

お問い合せ先
京都大学情報学研究科 公開講座事務局
E-mail: 140soumu@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp