令和5年度のアジア情報学セミナーは香港の3つの大学、香港浸会大学(Hong Kong Baptist University)、香港科技大学(The Hong Kong University of Science and Technology)と香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)で開催しました。 本研究科からは五十嵐淳教授(研究科長、通信情報システムコース)、河原達也教授(知能情報学コース)、梅野健教授(数理工学コース)、森本淳教授(システム科学コース)藤原宏志准教授(評価・広報委員会委員、先端数理科学コース)、丁世堯助教(社会情報学コース)が参加し、Yihan Dongさん(社会情報学コース 博士後期課程)が同行しました。
香港に到着した3月20日は香港浸会大学では Department of Computer Science において本学の名誉教授である石田亨教授らと面会し、同大学の教育・研究体制や、香港の奨学制度の状況等について意見交換を行いました。
香港浸会大学での意見交換会の様子 |
3月21日に香港科技大学ではキャンパスツアーおよび Big Data Institute との合同セミナーを開催しました。Yang Wang教授(Institutional Advancement担当副学長)よる開会の挨拶と香港科技大学の紹介の後、本研究科からは河原教授が研究科紹介を行い、相互に研究発表を行いました。さらに香港科技大学による交流会が開催され、情報学に関する学術交流および今後の交流について親交を深めました。
五十嵐研究科長の学術講演の様子 | 香港科技大学での集合写真 |
3月22日には香港理工大学の Department of Electrical and Electronic Engineering で合同セミナーを開催しました。Asia-Pacific Signal Information Processing Association 元会長の Wan Chi Siu名誉教授 (元工学部長) による開催の挨拶に続き、相互に研究発表を行い、情報学に関する学術交流を行いました。 午後からは五十嵐研究科長による研究科紹介を含めた同専攻での会談、研究室訪問による学生との交流に続けて、Hau Chung Man 教授 (工学部長) と会談し、本研究科との今後の交流について意見交換を行いました。
香港理工大学での交流会参加者 |
3日間で3校を訪問するというタイトなスケジュールでしたが、 内容の濃い交流ができました。