社会情報学という学問は、人間を知る学問ではないでしょうか。
私たちは日々の暮らしの中で、意識するとしないとにかかわらず、様々な情報や情報技術を用いたり、それを用いた社会システムを利用したりしています。しかし、多様な情報技術が用いられている社会システムは、そもそもは人々の集まりと活動によって成り立っているがゆえに、とても振る舞いが複雑です。そこで用いられている情報技術は人々の暮らしを豊かにするために開発されますが、人と技術との相互作用に関する理解なしに、よりよい社会システムの基盤を創ることは困難でしょう。第25回の情報学シンポジウムは、「社会に活きる情報学最前線:2024」と題して、この分野の第一線の研究者の方々にご講演をいただきたいと思います。お話をうかがって、「人間と社会を知る情報学」について皆さんと考えたいと思います。
15:00-15:05 | 趣旨説明 | |
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大手 信人 | 京都大学大学院情報学研究科 教授 | |
15:05-15:10 | 開会挨拶 | |
五十嵐 淳 | 京都大学大学院情報学研究科長 | |
15:10-16:00 | 人工知能の未来 ChatGPTの先に待っている世界 | |
川村 秀憲 | 北海道大学大学院情報科学研究院 調和系工学研究室 教授 | |
16:00-16:50 | ロボットが人間の行動や心理に与える影響とその応用 | |
飯尾 尊優 | 同志社大学文化情報学部文化情報学科 ソーシャルロボティクス研究室 准教授 | |
16:50-17:40 | 多様性・包摂性を考慮した人の行動パターンの解析とシミュレーション開発 | |
澁谷 遊野 | 東京大学大学院 情報学環 准教授 | |
17:40-17:55 | ディスカッション | |
司会:大手 信人 | 京都大学大学院情報学研究科 教授 | |
17:55-18:00 | 閉会挨拶 | |
土居 秀幸 | 京都大学大学院情報学研究科 社会情報学コース長 |
第25回京都大学情報学シンポジウム事務局
京大オリジナル株式会社
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※京都大学から一部委託を受けて京大オリジナル株式会社が運営しております。