京都大学大学院情報学研究科平成24年度公開講座

見えないものを観る

京都大学総合研究8号館3階大ホール
2012年8月9日(木) 13:00〜16:30(開場 12:00)



プログラム

科学技術の進歩により、これまでわからなかったことが次々と解き明かされています。 ここでは、「見えないものを観る」を共通のテーマとして、「地球」「人体」「動物」 について3人の講師が話します。

1. 南極から地球を観る
佐藤 亨(京都大学大学院情報学研究科 教授)
南極昭和基地に超大型のレーダーを建設し、雲の上の「空」を観ることで、オゾンホールや地球温暖化など、地球大気の変動の縮図である極域を理解しようとしています。

2. コンピュータグラフィクスで体の中を観る
中尾 恵 (京都大学大学院情報学研究科 准教授)
私たちは体の中を観察し、異常を発見し、正確で安全な治療を可能とするための情報技術について研究をしています。コンピュータグラフィクスを活用した最先端の診断・手術の試みを紹介し、共に次世代の医療を考えたいと思います。

3. 小型発信器で水の中の生き物を観る
荒井 修亮 (京都大学大学院情報学研究科 准教授)
水の中の生き物は、直接観ることが困難です。しかし、超小型の発信機や記録計を装着することで、彼らの行動を計測することが可能です。本講演では、私たちが取り組んできた研究の一部を紹介します。


ポスター(クリックで表示 PDF)